「学び残し」テレビで解消を 熊本5局が連携し学習支援番組
・熊本市は15日、新型コロナウイルスの感染防止による休校措置で生じた小中学校での前年度の「学び残し」を解消するため、学習支援番組を熊本県内の民放4局とNHKで放送すると発表した。市によると全国初の取り組みだという。
・名称は「くまもっと まなびたいム」。市教育センターによると、放映は20~24日と27、28日の計7日で、小中教員らが出演し、3月に履修予定だった国語や算数など主要5科目の学習内容を授業スタイルで放映する。熊本市の全市立学校は5月7日以降の再開を目指しており、スムーズな授業移行につなげる狙いだ。
・小学校低学年向けは熊本放送、中学年はテレビ熊本、高学年は熊本朝日放送、中学生向けは熊本県民テレビが担当し、30分から1時間程度の番組を放映。