ビックカメラ、熊本県内初出店へ
ビックカメラ、熊本県内初出店へ 熊本駅北ビルに入居
2020/6/5 08:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
JR九州が12月の開業を目指して建設を進めている熊本駅北ビル(熊本市西区)に大手家電量販店ビックカメラの入居が内定したことが4日、分かった。
同ビルは駅前広場の北側に位置。地上12階の建物のうち1~3階を商業ゾーン、4階以上をオフィスにする計画で、関係者によると、ビックカメラは商業ゾーンの全フロア(店舗面積約3500平方メートル)に入居する。
JR九州は広場南側に商業施設を核とする駅ビルも来春開業を目指して建設中。駅北ビルに家電店を入れることで一帯の回遊性向上や活性化につなげる狙いがある。
一方、4階以上は、これまでにスペースの9割以上について入居する企業が内定しており、同ビルだけで計約千人の就業人口が見込まれるという。
ビックカメラは、県内では子会社の家電チェーン、コジマが熊本市南区に「コジマ×ビックカメラ熊本店」を運営。正式決定すればビックカメラの県内初の直営店となる。
JR九州の駅ビルでは鹿児島中央駅店(鹿児島市、店舗面積約5500平方メートル)に次ぐ出店となる見込み。ビックカメラは「発表したものではなく、何も答えられない」(広報・IR部)としている。(宮崎達也)